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2018年7月14日 (土)

◎ 30年西日本豪雨 ◎ 

第443号
「若さ」第443号
※ 四方山話 ※
◎ 30年西日本豪雨 ◎
   悪夢のような豪雨災害の報道が続ています。
 台風と言えば沖縄〜奄美〜九州〜四国〜のルートが多く、その影響も数日間です。   が、今回の西日本豪雨は7月3日、九州西岸から日本海へ抜けた台風7号から始まっています(この時季の台風北上も珍しい)。
 太平洋高気圧に押し上げられた梅雨前線(日本海)とその縁に生じた線状降水帯の停滞等の悪条件が重なって集中豪雨が続いたとみられています。
 標題に「30年」と付けたのはこの時季、九州、四国では豪雨災害が頻発しているからです。
 平成24年7月の「九州北部豪雨」では、気象庁が初めて「これまでに経験したことのないような大雨」と表現して「特別警報」が始まっています。
 昨29年7月の九州北部豪雨(特に福岡県・朝倉市、大分県・日田市)では、死者36、負傷21、全壊173などの被害が出ています。 
 九州から始まった今年7月の集中豪雨・長雨は、広島県、岡山県、愛媛県など1府(京都)14県に及び、13日夜の段階で死者198人(広島県89、岡山県59、愛媛県26、京都府5、など)、行方不明者59人、避難者5809人、住宅被害2万5790棟など平成最大の被害となっています。 
 未だ復旧作業も捗らない中で7月9日、九州北部、中国、近畿、東海、北陸地方が梅雨明けとなりました(10日に四国、11日に九州南部)。
 16日・海の日を含めた3連休に復旧・後片付けの進捗が期待されるところですが、35度以
上の猛暑日が予想されており、被災者の生活・衛生をも含めた国を挙げて早急な支援態勢が急務です。
◎ ホッと救われた ◎
   タイで洞窟に閉じ込められていた地元サッカーチームの少年12人とコーチの13人が7月10日、タイの海軍特殊部隊によって全員無事に救出されました。
 暗く悲惨なニュースが多い昨今において温かい勇気をも与える出来事でした。
 タイの事故は、6月23日に行方不明となってから18日目にして全員が生還した世界の朗報でした。少年達が退避していた場所まで全長約5kmあり、その間に完全に水没している箇所が2か所ありました。
 一か所は縦120cm、横155cm、奥の二か所目は縦38cm、横72cmという極めて狭隘なもので酸素ボンベを背負ったダイバーが少年を抱えて通る事は出来ないものでした。
 視界数十cmの中で命綱を頼りに少年を前後で支えながら通過しました(泳げない少年もパニックならずに成功出来たのには引率コーチの指導と稀な修行の経歴があったという)。
 狭所恐怖症で精神力の無い私などはとても耐えられる事ではありません。
 事故の経過を見ますと、6月23日:少年らがメンバーの誕生日を祝うために洞窟へ入りました。
 24日:捜索隊が少年達のサンダルやバッグを発見し、25日から軍と警察が捜索に参加。
 26日:タイ海軍特殊部隊のダイバーが到着。 排水設備を設置。 27日:英国のダイバーが加わる。
 7月2日(入洞から10日目):捜索隊のダイバーらが少年ら13人を発見。
 3日:洞窟内で撮影された映像で、少年らが笑顔で自己紹介(地上では歓喜・何とか救出をと)。
 6日:元タイ海軍特殊部隊員のダイバーが洞窟内潜水中に死亡。
 8日:潜水による救助活動を開始。少年4人を救出。
 9日:少年4人を救出(計8人)。10日:最後まで残っていた少年4人とコーチの5人が救出されました(全員13人)。
 18日間、少年達はコーチの指揮で、極めて少量の食べ物で体力消耗を避ける行動と平常心を保っていたようです。
 最後に救出・搬送されたコーチ(25歳)は殆ど食べ物を口にしておらず修行僧の断食に似た行動であったようです。
 救出後に報じられた12人の少年とコーチの、救出前に家族らに宛てたメッセージは次のようでした。
 最年少のチャニン君(11歳)「心配しないで、僕は元気だよ。フライドチキンを準備しておいて」。
 最年長ピーラパット君(17歳)「心配しないで。みんな愛しているよ」。
 12人の少年全員が「元気だ」「心配しないで」と書いており、コーチのエカポン・チャンタウォンさん(25歳)は「みなさま、申し訳ありませんでした。子供たちのために全力を尽くします」というものでした(7月12日・読売新聞)。
 全体に明るく教科書どおり?の回答のようですが、異常な体験による精神的な衝撃は大きく、今後の心理・環境チェックなど長期的対応が必要でしょう。
 平成22年8月のチリ北部サンホセ鉱山落盤事故(70日目に地下600mから33人全員無事救出)でも多くの精神的後遺症が見られるようです。
 何れにしても凡そ絶望に近い情況から奇跡的な生還を実現したこの事故は、危機管理・対応・行動など多くの教訓を残したものと考えられます。
★ サッカーW杯 ★
   何とか綱渡りで16強・決勝トーナメントに進出し、世界ランク3位・負け無しの強豪ベルギーに2−0で専攻し、史上初の8強への期待が高まった(タイムアップ直前に3−2で悪夢の敗退)7月3日早朝から10日が過ぎました。
 16日・フランス対クロアチアの決勝戦を前に1日からのトーナメントの経過を確認しておきます。
 ウルグアイ2−1ポルトガル。  フランス4−3アルゼンチン。  ブラジル2−0メキシコ。    ベルギー3−2日本。  スペイン1−1勝ロシア。  クロアチア勝1−1デンマーク。  スウェーデン1−0スイス。   イングランド勝1−1コロンビア。   フランス2−0ウルグアイ。 
 ベルギー2−1ブラジル。   クロアチア勝 − ロシア。  イングランド勝 − スウェーデン。 フランス1−0ベルギー。   クロアチア2−1イングランド。 
 決勝戦(16日): フランス − クロアチア。
※ 今日は何の日 ※
14日 明治41年(1908) 13代目内閣総理大臣に桂 太郎(第2次)。
14日 平成23年(2011) 大相撲名古屋場所・大関「魁皇」が1046勝の新記録。元横綱「千代の富士」の記録(1045勝)を20年ぶりに更新した。同場所11日目で引退・3勝8敗。全1047勝。年寄「浅香山」を襲名。(大関以上(4人)に日本人が居なくなったが、次場所から「琴奨菊」(日本人)が大関に昇進した。
15日 昭和13年(1938) 「地領丸」(後の「宗谷」)初航海(辰南商船所属、日清汽船チャーター、長崎〜大連、上海など)。
15日 昭和40年(1965) 二代目(2次〜24次)南極観測船「ふじ」(海上自衛隊所属)竣工。日本鋼管・鶴見。5,572排水トン、長さ100.0m、速さ16.5ノット、砕氷能力0.8m。最大定員235人。
15日 平成23年(2011)女子ゴルフの有村智恵(23才)が同一ラウンドの別ホールでイーグルとホールインワンを達成。(静岡・東名CC)有村は最終17日まで首位をキープ、−15で優勝(ツアー8勝目)2位は横峯さくら−12、3位は諸見里しのぶ−11(諸見里は最終日に連続バディー8(従来7)、9ホール最少ストローク27(従来29)の新記録をマーク(有村は、24年も同杯・同コースで逆転優勝)。
15日 平成24年(2012) 九州北部で大雨。気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨」(初めて使った警戒表現)とし、「平成24年7月九州北部豪雨」と命名。11日〜14日の4日間で福岡、大分、佐賀、熊本で観測史上最多雨量を記録した。16日現在、死者28人、行方不明4人となった。15日の福岡は、曇りで33.5度の真夏日。
16日 平成5年(1993) 横浜ランドマークタワー開業(地上70階、高さ296m、展望室273m)。24年5月スカイツリー開業までは日本一。
16日 平成19年(2007) 新潟県中越沖地震。震度6強、M6.8、震源地柏崎沖2km。柏崎市倒壊家屋多し。死者11人(19.7.23.現在。16年の中越地震、19年の能登半島地震に続いて大地震。柏崎刈羽原発使用禁止命令)。
17日 昭和55年(1980) 70代目内閣総理大臣に鈴木善幸(69代・大平)。
17日 平成23年(2011)なでしこジャパン(女子サッカー)がワ−ルドカップで優勝。世界ランキング1位のアメリカに延長、PK戦。澤穂希・得点王、MVP。
18日 昭和16年(1941) 39代目内閣総理大臣に近衛文麿(第3次内閣)。
18日 昭和19年(1944) 東条英機(陸軍大将)内閣総辞職。サイパン島玉砕19.7.7。(太平洋戦争16.12.8.~20.8.15.)。
18日 昭和62年(1987) 石原裕次郎・死去。52才。兄の石原慎太郎原作(芥川賞)映画「太陽の季節」でデビューし、一躍スター。歌手。
18日 平成23年(2011) 日本女子サッカー(なでしこジャパン)がW杯 初優勝(対・米国・世界ランク1位に勝つ。過去30年の戦績は、日本の0勝、3分、21敗)。主将・澤穂希(於・ドイツ・フランクフルト)。
19日 昭和35年(1960) 58代目内閣総理大臣に池田勇人(1次、前・岸)。
19日 平成12年(2000) 2千円札発行。西暦2千年と沖縄サミットを記念して造られた(小渕恵三総理)。流通はなく平成15年を最後に印刷されず。
20日 「海の日」(第3月曜) 平成8年(1996)から「国民の祝日」となる。昭和16年(1941)から「海の記念日」として海事関係者の諸行事が行われていた。「海の記念日」は、明治9年(1876)7月20日、明治天皇が「明治丸」(機付帆船、1,028総トン、明治7年建造、東京海洋大学で保存公開)で東北巡幸から横浜に安着されたのを記念したものでした。
20日 昭和44年(1969) 人類初の月面着陸(日本時間21日)米アポロ11号(アームストロング船長)「・・小さな一歩だが、大きな飛躍・」と連絡。
20日 平成19年(2007) 海洋基本法施行 海洋基本法(法33)、海洋構築物等に係る安全水域の設定等に関する法律(法34)。19.4.20.成立。19.4.27.公布。
※ 季節の句 ※
             生きのびて また夏草の 目にしみる     徳田秋声
             海の日や   灯台守の  在りし日々     中村聖火
              洪水の   報に流さる  夏便り         若さ
                                          「若さ」第443号

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